夏目莞士の株式会社アンビエントナビは現在急成長中のベンチャー企業だそうです。どのようなことをしているのかと思ってホームページを見てみるとなんか意識高い系の若者が映像編集ソフトをふんだんに活用して作りましたというような雰囲気のムービーが流れ、しばらく見ていると「AIの力であなたの大事なお店が潰れない社会をつくる」と出てきます。「飲食店×AI領域のコンパウンドスタートアップ企業」とあるのでココで初めて「あ、この会社はAIを使ってビジネスをしてるんだな」とわかります。
夏目莞士の経歴
プロフィールを詳しく見てみると、社長の夏目莞士は金沢出身でお肉の卸売と焼肉屋を経営する中小企業の3代目として生まれ、大学生の時に父の焼肉屋のマーケティング支援をし、更にその時に「日本の飲食店の大半に経営管理担当がいない」となり、経営管理をできるAIツール「papanoAI」を開発して現在に至るようです。
とはいえこの「papanoAI」ですが、言っていることは素晴らしい一方で知名度はあまり高くないようです。紹介しているサイトもビジネスSNSの会社のところくらいです。つまり、海のものとも山のものともわからない状態が現状です。ここから大きく成長できるか、それとも歴史の中に埋もれてしまうかは未知数といえるでしょう。
やっていることは中小規模の飲食店に、AIの補助が入ったモバイルオーダーや支出管理、更にはマーケティングまでやってくれるシステムのようですが、今のところどうにも知名度が低いのは否定できません。「papanoAI」で検索すると検索エンジンによっては「paranoIA」(パラノイア)と勘違いされます。少なくともBingで検索した際には勘違いされます。夏目莞士としては思い入れがあるネーミングなのでしょうけど、「paranoIA」(パラノイア)と勘違いされるのはいささかマイナス要素になるのではないでしょうか。
あと、メンバー紹介というコーナーがありますがそこには「入社一年半で執行役員」「メガベンチャーから入社」「東大からベンチャーへ」と、良く言えば意欲に燃えている、悪く言えば意識高い系で終わるかもしれない若者たちの顔がズラッと並んでいます。なお、この会社の2025年2月現在の最新情報は『株式会社クオレガに対する謝罪掲載のお知らせ』(2025/1/30)です。アンビエントナビが運営する「グルメビジョン」のサービスサイトとして公開したウェブサイトが、別の会社の運営するウェブサイトと類似していたため削除し謝罪したというものです。
ご自慢のAIはこういう時に助けてくれなかったのでしょうか?そうそうたるメンバーたちの誰も気づかなかったのでしょうか?
なお、他にも気になる点があります。オフィス紹介と称して2022年に建てられた新しいビル(西新宿ビジネスキューブ)の快適な環境を紹介しているのですが、株式会社アンビエントナビが入っているのは、このビルの3階の一部のようです。それにもかかわらず、まるで全フロアが自社の持ち物であるかのように描写されている気がします。そんなことをしているから、別の会社の運営するウェブサイトと類似していても気が付かないでスキャンダルになったのではないでしょうか。
夏目莞士の評判
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社名:株式会社アンビエントナビ
代表取締役社長:夏目莞士
所在地:東京都新宿区西新宿7-5-2西新宿ビジネスキューブ3F
URL:https://ambientnavi.jp