神戸正博(かんべまさひろ)の『傾聴の学校』は”『ゼロ秒カウンセリング理論』を自宅で学べる”のだそうです。
こうすることで「会った瞬間にクライエントが号泣する」「うなずき方ひとつで唯一無二になれる」といった言葉が並んでいます。
「個人カウンセラーだった私が傾聴の実力を磨くことで、年商5億円規模の会社の取締役に抜擢されました。」といった、にわかには信じがたい体験談が掲載されてもいます。
神戸正博に言わせれば「的確なアドバイスをする人ではなく、聴くことが出来る人が価値を提供できる」とのことです。
「聴くとは、相手の話を通じて相手が何を感じ、どのように世界を見ているのかを知ろうとしているから」という理論は一見するともっともだな、と思う方もいらっしゃることでしょう。
何せ人間、「俺の意見なり主張に同意してほしい」ということでしゃべくりたい気持ちが多いものです。
そういう人の意見を聞き流すのではなく、「聴くことが出来る」という人に価値を見出す人が出てくるのもわからないでもないですね。
聴いてくれる人がいなければ、どんな立派な理論でも意見としての価値はないのですから。
では、神戸正博の『傾聴の学校』で『ゼロ秒カウンセリング理論』を学べばよいのでしょうか?
「大学や高校から講義依頼が殺到」「年商5億円規模の会社の取締役に抜擢」といった成果を掲げています。
会社についてはわかりにくいですが、よく調べてみたところ『VORTEX』(ヴォルテックス)という有限会社(https://vor.co.jp/)であることが判明しました。
さらに調べてみると、『VORTEX』(ヴォルテックス)の代表取締役である「望月俊孝」は「国際レイキ普及協会」(https://ireikisociety.org/)の会長です。「VORTEX レイキ」で検索すれば『レイキ ヴォルテックス』(https://reiki.ne.jp/)というサイトが見つかります。
つまり、この年商5億円規模の会社というのは講演によるセミナー商法とレイキで儲けている会社なのです。
そりゃあレイキを信じる人からすれば、「国際レイキ普及協会」の会長が推薦してくる人物を無下にすることは出来ませんよね。
私はレイキ関連の団体について以前に調べたことがありましたが、国際レイキ普及協会はその時には話題に出てこないくらいの知名度しかありませんでした。
しかしながら、そんな国際レイキ普及協会でさえも本を出せば「10万人以上の方が購入するロングセラー」になるのです。
こういうところの本を購入した人向けに「会長オススメのカウンセラーである神戸正博の講座も受けてみましょう」と言えば普通の徒手空拳なカウンセラーよりは受講者も増えるでしょう。
言ってしまえば、ただのコネによる循環に過ぎません。あなたが『傾聴の学校』で『ゼロ秒カウンセリング理論』を学んだところで、あなたは「国際レイキ普及協会」の会長と懇意ではないのです。ゼロから受講者を集める必要が出てくるわけです。
絶対に神戸正博(かんべまさひろ)ほど儲かることはあり得ないと言っていいでしょう。
それでもアナタは、『傾聴の学校』で『ゼロ秒カウンセリング理論』を学びますか?
傾聴の学校の評判
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