株式会社国民みらい出版(小林義隆)の勧誘がしつこい、ということで話題になっています。株式会社国民みらい出版(小林義隆)は果たして信頼できるのでしょうか?今回は、株式会社国民みらい出版(電話番号:03-5206-3281,0352063281)の掲載料や勧誘について詳しく見ていきます。株式会社国民みらい出版の評判が気になる方は、ぜひ参考にしてください。まずは、当サイトに寄せられた口コミをご紹介します。口コミはこちらからご覧ください。
国民みらい出版様から文芸紀行・芸術紀行の掲載の勧誘が来ました。掲載料は66000円。掲載するか悩んでいます。
自分はまだ有名でもないです。大丈夫でしょうか?
(ここまで)
アドバイスをメールで送りました。
株式会社国民みらい出版について
長く生きていると趣味が高じたり、或いはそれを誰かに伝えたくなったり、できればそうした発表の場が欲しいという思いが芽生えるのは当然のことかも知れません。何か一つ大好きで深堀りした趣味があるならば、一度や二度、思ったことがあるのではないでしょうか。それがましてや出版社から声がかかったとなれば、喜びはひとしお、浮かれてしまっても仕方のないことだと思います。しかし、だからこそ気を付けて欲しいのです。
私が普段書くのは基本警鐘を鳴らす記事ばかり。となれば、すでに薄々お気づきになっておられるのではないでしょうか、今回はとある出版社についてです。
その会社の名前は国民みらい出版、聞いたことがある人はいないかも知れません。ただ、出版社というのは私達が知っている超大手だけではなく、意外と中小の会社がひしめいているものです。真面目にやっている中小の出版社も多い(というと語弊があるのは事実ですが)国民みらい出版は、自費出版に近いものを流通ルートに乗せる(ISBNコードを付与する)ことや、その発行する本に掲載することを条件に報酬を取るビジネス、を行っているのです。
もちろん、同人誌ではありません、ISBNコードのある出版物はれっきとした商業出版物です。ISBNコード自体は状況によっては購入(債権として差し押さえられたりした場合)も可能ですが、基本的には難しいのは事実です。
少し話がそれましたが、あくまでも出版というよりは、本に寄稿する、という具合のビジネスモデルです。自費出版の場合は数十万円~となりますが、国民みらい出版の場合は部分掲載なので、66000円という金額での営業がかかってくるそうです。ただ、それを喜んで受ける方はともかく、一度目を付けられるとしつこく何度も電話がかかってくる、あなたの原稿に感動した……という本当かどうかわからない感想をまくし立てると言われています。
もちろん合法なビジネスですし、ISBNコードも、流通するのも、すべては本当のことです。ただ、最近はこうした「名誉ビジネス」というようなものが中小の出版事業者の間では散見されています。文芸関連だけではなく、各種趣味であったり、企業経営者であったり、とにかく、取れるところからカネを取ろう、そういう魂胆が見え見えなのです。電子書籍などの登場、amazonによる書店の駆逐などがおそらく出版業界を直撃しているのでしょう。
その値段に納得し、喜んで掲載される方は引き止めはしません。しかし、カネを払ってそうした名誉を買うようなビジネス。お世辞やおべんちゃらに乗せられて寄稿された文章。そこに意味と価値はあるでしょうか?
もちろん、著者であるあなた自身の自己責任と言うよりは、自己判断です。ですが、私にはとうていそれが価値のあるものとは思えません。そもそも掲載料金を取る(ギャラを払うのではない)という時点で、その本がどれほど売れなかったとしても赤字にならないように設計されたビジネスであり、ほとんど消費者の手元に渡ることがないのです。ともあれ、自己満足、自己判断です。全てはあなた次第です。
株式会社国民みらい出版の評判
本サイトは、株式会社国民みらい出版の文芸紀行、芸術紀行の勧誘の口コミを募集しています。お気軽に情報をお寄せください。
会社名:株式会社国民みらい出版
住所:東京都新宿区山吹町336 保坂ビル4階
代表者:小林義隆
URL:https://japannation.jp/profile/
電話番号:03-5206-3281,0352063281