藤岡不動産株式会社(藤岡重光)が募集をする「ももたろうファンド」について今回は述べてみたいと思う。ももたろうファンド(TEL:0568-26-7844,0568267844)の評判や口コミが気になっていた方はぜひ最後までお付き合いを。
新NISAなどがきっかけになって、今、投資商品に注目が集まっている。かつての財産形成と言えば、貯蓄一辺倒で、投資だとせいぜいが国債だった。日本の国債は非常に優秀な金融商品であった。日本が経済破綻するリスクなど万に一つもない、は言い過ぎだが、まあ、国家が倒産することはほとんどない。定年退職した人が退職金の運用などで国債を購入すると言うのは定番だった。
さて、最近注目を集めている一つの投資にREITがある。わかりやすい喩えで言うと一口馬主みたいなものだろうか。一口馬主の場合だと競走馬を出資者で共同所有し、レースで勝った時に賞金を出資分に応じて分配されるというものだが、マンションに出資し、そこから上がってくる賃料を分配するというものがREITである。
そのREITの仕組みを中小物件を扱う不動産会社が開始したのが藤岡不動産株式会社の「ももたろうファンド」だ。REITと違うのは、まず十万円から投資できると言う手軽さ、そしてさらに運用期間が一年程度と短い。出資額が少ないというのは出資者が間口が広くなり、さらに運用期間が決まっているので現金化が早い。ももたろうファンドは、REITのように種銭が大きくなく、まあ気軽な、廉価版のREITと言えるだろう。
藤岡不動産(代表:藤岡重光)と言う会社は名古屋に本社を置く会社で、この手の投資を募る会社としてはきちんとした実態を持った企業である。当然ももたろうファンド以外の業務も行っているので、いわゆる詐欺や詐欺まがいの出資を募るような詐欺会社ではないと言える。だから今回は単純に「金融商品」としてREITや他の金融商品と比較が可能だ。
金融商品を選択するうえで判断の指標になるのは、安全性とリターンだと思うが、ももたろうファンドはその両方に疑問符が付く。まずは安全性。REITの最大のリスクは投資している物件が本来の価値を棄損してしまったりすることだが、ももたろうファンドでの募集物件は、どうにも物件自体の価値が低そうに見えてしまうのだ。端的に言うと「ボロい」。古い物件が多い。本当に収益性が高いかどうか不安になるようなものが多く、戸建てなどちょっとした台風などで価値が棄損してしまいそうな雰囲気だ。
REITにおいて、投資対象となる物件の状態や築年数は重要な要素となる。不動産において築年数と言うのは物件の価値を大きく決定するので、どんなにリフォームをかけるとはいえ、築年が古い物件に進んで住む人間がどれくらいいるのか、運用の実態が今一つつかめないことは大きなマイナスだ。
さらに、多くの人間から多額の資金を集めるにしては会社の規模的にどうなのか。仮に自分が出資を考えるとして、やはり運営の母体になる企業が少し小さすぎるような気がする。なにか大きい地震とか台風とかでが物件を直撃してREIT物件としての価値が下がったときにどのように手当てするのだろうか。台風や地震だったら一軒だけではなく複数の物件いダメージが来る可能性がある。その場合はどういう形で保全されるのだろうか? 何度も言うが、決してももたろうファンドは詐欺ではないと思う。が、しかし、その企業規模に見合った事業と言えるのだろうか。
投資出資は自己責任だ。だから投資先を選定するのも自己責任だ。特にネットのサイトは四畳半のボロアパートに住みながら、あたかも立派な大会社を経営している、と言う見せ方は可能なのだ。投資先の選定は、ネットのレビューを当てにせず、自分で調べてみるというひと手間二手間はやるべきだ。
藤岡不動産株式会社の評判
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社名:藤岡不動産株式会社
代表:藤岡重光
所在地:愛知県北名古屋市鹿田花の木4番地
URL:https://momotaro-f.com/company
TEL:0568-26-7844,0568267844