BNI Japanというものをご存知でしょうか。1985年にアイヴァン・マイズナー博士により創立された世界最大級のビジネス・リファーラル組織ということで、日本でもBNI Japanというところが活動しています。
リファーラルという言葉は聞きなれない方が多いと思います。調べてみると「信頼をもとに人脈やビジネスチャンスを紹介し合うこと」だそうです。
この組織に入会すると、「数十人の経営者や事業オーナーで構成される「チャプター」と呼ばれるグループで信頼関係を築き、お互いにリファーラルを提供します」(BNI Japanのホームページより)ということで、メンバー同士が相互理解を深めることで、「お互いのビジネスの売上を伸ばす手助けをすることで、メンバー全員が良い結果を得ることができます」(同ホームページより)とのことです。
パッと見では少しわかりにくいですが、有名な団体で言うとロータリークラブやライオンズクラブの「異業種経営者交流」の側面のみを抽出した組織がBNI Japanということになるようです。
BNI Japanはこの手の異業種交流を主体とする組織としては後発ながら、日本各地で250前後のチャプターがあり、直近の会員数も8000名を超えているとのことです。
あくまで異業種や経営者の交流を主体とする組織なので、この組織そのものが悪いというところはなさそうではあります。
あなたが何らかの事業主で、もう少し交友関係などに変化をつけたいと思うのであれば刺激のひとつとして参加してみるのも良いかもしれません。
一方で、この手の交流組織は何らかの儀式的なものがあるという話もあります。先ほど例えに出したライオンズクラブでは、会員となると例会でライオンになりきることを求められるらしい、といった口コミや評判がありますが、この手の交流組織のそのような儀式的な風習については会員間で秘匿されるのが常のため、実際のところは会員にならないとわかりませんし、その風習を外部の者に明かすこともだいたいの場合は禁じられています。
BNI Japanも何らかの儀式的な風習があるかもしれませんが、それは部外者にはわからないと思います。
これは会員間の結束を深めるためのものでありますが、一方で非会員から見ると「一見するとよくわからない謎の組織なうえに、詳しく見てもよくわからない謎の風習で結束を高めている。ネットワークビジネスではないのか?」となってしまうのです。
そのためか、知人にBNI Japanへ誘われた人が「この組織、怪しいですよね?」「ネットワークビジネスの勧誘組織じゃないですよね?」と質問しているところも見受けられます。
実際、このBNI Japanの検索サジェスト結果を見ると、気持ち悪い、ネットワークビジネス、辞めたいなどの、ちょっと関わりたくない単語、警戒すべき単語が出てきます。(本記事冒頭画像を参照)サジェストに出るということは、その単語がBNIと共に検索されている、ということにほかなりません。
相互理解を深めようという組織に知り合いを勧誘しようとしたことで、怪しげなマルチ商法やネットワークビジネスの勧誘と勘違いされ交友関係が狭まってしまう可能性は否定できないのです。
一方でそのような失敗談は、会員同士の間では笑い話となり「今度はこうするといいよ」などとアドバイスを受けて信頼関係が深まるきっかけになるかもしれません。
かいつまんで言ってしまえば、この手の組織に入会することは良くも悪くもリスクとリターンが伴うものなのです。良い方向に動くきっかけになる人もいらっしゃるでしょうし、悪い方向へ行ってしまう引き金になってしまう人もいるでしょう。
あなたの心がけと、知り合った人の中身次第で印象も結果も大きく変わるのではないでしょうか。入会するにしてもしないにしても、あなたの選択が良い方向に動くことを願っております。
BNI Japanの評判
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