株式会社GLUGを皆様はご存知でしょうか。前田拓哉,佐藤洋平という方が代表を務め、はぐくみ弁当plusという名称のフランチャイズを運営する事業者です。そんな株式会社GLUG(電話番号:03-3560-7555,0335607555,03-3560-7556,0335607556)について今回調べてみたところ、怪しいと思う部分、疑問に感じる点が出てきたのでそちらを共有させていただきます。はぐくみ弁当のフランチャイズの口コミや評判が気になっていた方はぜひ最後までお付き合いください。
物価高と先の見えない不況に苦しむ人々は多く、年功序列や終身雇用も今や遠い昔の話となった今、独立や副業を調べて目を皿のようにしてる方も多いのではないでしょうか。そんな中で独立を考え、ただプログラムや国家資格などを持たない人々の中では、やはりフランチャイズのようなものを探している方もまた、少なくないと思われます。
当たり前ですが、飲食店関連(テイクアウトを含む)のフランチャイズなどで最も大切なことは、資金と人材です。資金については自分で用意し、融資を受けるかどうか、出資を募るかなので、あとはそれらが実際に軌道に乗せられるのか?今は特に人材不足が叫ばれていることもあり、それは独立を考える人にとって大いに頭を悩ませる原因の一つでしょう。
前置きが長くなりましたが、今回の私が警鐘を鳴らしたいフランチャイズビジネスは、株式会社GLUGのはぐくみ弁当Plusというものです。
こちらの売りはデリバリー専業なので土地の条件が比較的ゆるいこと、そのためにイニシャルコストが少ないこと、などがありますが、それらは言ってしまえばそれほど差別化されたビジネスモデルとは言えません。このはぐくみ弁当Plusの最大の特徴は、A型作業所であるということです。
これだけでは何のことかわからない人のために補足しますと、軽度の知的障がい者達が働く場所ということで、時給についてもよくて数百円、下手をすれば100円程度という、労働基準法未満の人件費で済むというのが特徴です。ただし、あくまでも社会福祉という点に立脚していること、また、軽度知的障害者の方を主戦力にしているということ、この点に注意していただきたいのです。
確かに時給の安さ=人件費の低減は魅力ですし、サイトにも書いてあるように彼ら彼女ら、軽度知的障害者達の働く場所というのは現在でも買い手市場となっています。ですので、人材については極めて豊富と言えること、これについては事実です。しかし、です。良く考えていただきたいのは、なぜこれほどの人材不足が叫ばれる時代に、人材がそれほど豊富なのでしょうか?
これは差別ではなく、やはり軽度であっても知的障害者の方というのは、色々とできることが限られたり、コミュニケーションが円滑にできません。そして、彼ら彼女らをマネジメントすることは、一定のノウハウが必要となります。当たり前ですがロボットではなく人間なので、ひとりひとりに個性があり、それを尊重、或いは踏まえた上でマネジメントをする。そのスキルはあなたにありますか?
そして軽度、重度の区別について、私も今軽度と言っていますが、「AとBの区分をそれで分けるな」「障害者を食いものにするA型事業所」「甘い考えで、ど素人を参入させるな」、という声が元福祉施設の臨時職員の方からも出ています。(本記事冒頭画像を参照)。もちろん本サイトは、株式会社GLUG(前田拓哉,佐藤洋平)が障碍者を食い物にしている会社などと述べてはおりません。そういう口コミがあったということを紹介しているに過ぎません。
あなたが普段から知的障害者の方をマネジメントする立場にあった、或いはそういった仕事に就いていた、というのであれば、一考の価値があるかも知れません。しかし、今まで各種知的障害者の方と接点がなかったというのであれば、まずはボランティアなどに参加されてみてはいかがでしょうか?少し遠回りになるかも知れませんが、その体験を経た上で確信が持てるなら、問題無いのではないでしょうか。ただし、自己責任であるということを忘れないようお願いします。
株式会社GLUGの評判
本サイトは、はぐくみ弁当のフランチャイズの口コミを募集しています。お気軽に情報をお寄せください。
会社名:株式会社GLUG
所在地:
東京都港区東麻布2-16-3
東京都千代田区岩本町2-1-3 和光ビル4F
電話番号:03-3560-7555,0335607555,03-3560-7556,0335607556
代表取締役:前田拓哉・佐藤洋平
URL:https://haguben.com/
↓
※以下、2023年11月追記
読者様より口コミをいただきました。
(ここから)
私は、FC加盟に興味があるわけではなく、FC加盟店募集広告の騙す表現が増えていることに関心があって、ZOOMや説明会にも「その気もない探り屋」としてFC加盟募集ビジネスを見てきました。
GLUG宅配弁当FC加盟募集は新規事業者よりも、現在A型事業所を運営している方向けだと思います。
障がい者就労事業所はA型事業所とB型事業所の2種類(A型B型両方運営している場合があります)。
A型事業所は障がい者程度が比較的軽い方で、A型事業所では生産性がある仕事をする雇用関係契約をします。
よって、県で決められた最低時給を保証しなければなりません。B型事業所で働く
障がい者程度はやや重度なので、「生産性」求めていません、よって最低時給は適応外となります。
時給100円でもOKです。さて、このA型事業所が問題なのです、障がい者と雇用契約をしたものの仕事はありません。
でも一人当たり1日約8000円×20日くらい×人数分が国から支給されます。
例え安い仕事でも、働いた事になります、この差額がもうけになるのです。
しかし、このことがばれて(国からの補助金は時給に充ててはならない規定)厚労省から全国のA型事業所に改善命令が通知されました。
改善とは「付加価値の高い仕事を与えること」が入っており、何年も改善しない場合は事業認可が取り消されます。
ちなみに、ハウスクリーニング、軽運送、1日30分で月収100万円などFC説明会にも参加したこともあります。
比較的中高齢の方が騙されています。
(ここまで)
このビジネスモデルに対する評価は概ね正しいと思います。だだ、A型事業所(障がい者施設にはA型とB型があります)時給100円とありましたが、A型は障がい者と雇用契約をしなければなりません。つまり定められた最低時給を払わなければなりません。よって、宅配弁当事業はほぼ赤字になります。ではなぜこの会社はA型障がい者事業所に着目したのか?それは、障がい者を雇用すると、働いた日数×約2万円が国からの事業者に支給されるので、弁当事業が赤字でも、障がい者一人当たり月額約30万支給されるので、ぼろ儲けできるのです。障がい者を食い物にするビジネスモデルだとコメントを寄せられた方は、このことを十分に知っています。
2万入るわけ無いだろ。
何人就労移行させた計算だよ。出直してこい。
障がい者が関わるビジネスは、すぐに食いものにしているとか言われますが…当事者の親からすると、そういった場があるのは(きちんと機能していれば)大変ありがたいことなのです。最低賃金以上の賃金が出て、お弁当詰めというまともな仕事内容で、ある程度のサポートもしてくれて。それだったら事業者に儲けがあることは全く問題ないと思います。まさにWin-Winです。ただ、早帰りさせられてその分のお給料が減るとか、サポートをまったくしないとか、そういうことがあるのは問題ですよね。それはただ事業者とかスタッフの問題なので、ビジネスモデルとは無関係かと。