水津直樹が運営する株式会社水津建設のi Repair Worksをご存知でしょうか。
こちら、iPhone修理＆物販スクールで月に10万円の利益を継続する、スキル＆作業の掛け合わせビジネスを謳っております。
「仕入れた商品が売れた確率 驚異の100％」「ローリスク・ハイリターンが可能！ コツコツ型の人が勝てる副業を紹介します」などと魅力的な言葉が並んでいますがその実態はいかがなものでしょうか。
調べてみると、株式会社水津建設の設立は2021年6月で『Apple製品のリファービッシュ品専門店 i Repair Works』がオープンしたのが2022年の6月です。
まだ日が浅い事業と言えるでしょう。
水津直樹(Naoki)氏によると、i Repair Worksで学べば「街のiPhone修理屋さんとして副業で独立開業することができます」という感じのことを謳っています。
「YouTubeなどで修理方法を勉強すれば十分では？」との意見には、
「トラブルが起きたときの問い合わせ先がないし、細かい知識や修理スキルも必要だし、免責事項の説明などの法的リスクの対象方法を知らないだろうし……」
だからi Repair Worksで学びなさい、と反論しています。
しかし、ジャンク品を修理して動くようにして中古品として販売するというのは水津直樹の言うように簡単にできることではないのです。
そんな簡単に壊れたiPhoneが動くようになるのだったら、街のiPhone修理屋さんに頼らず自力で修理する人ばかりでしょう。
ということは、ジャンク品を大量に購入したものの修理できず壊れたままのiPhoneを抱えて途方に暮れるパターンもありそうです。
また、iPhoneは電波を飛ばす端末のため電波法の適用を受ける特別特定無線設備というものになるとともに電気通信事業法の適用も受ける端末設備であるため、これを修理する業者は登録修理業者制度というものの対象になります。
電波法と電気通信事業法という法律がかかわってくるため、製造業者以外の第三者である修理業者はこの登録が必要なのですが、これは審査も厳しく、「使用する部品」「部品の安全性や品質」「作業する施設」「修理者の技術」などにチェックが入ります。
また審査に合格したからと言ってすべての端末のすべての箇所を直せるわけでもありません。
同じiPhoneでも機種名が異なっていたり、修理対応箇所が違えば修理することはできないのです。
このように厳密なのは、電波法と電気通信事業法にかかわってくるので違法な修理や改造を防止するためでもあります。
なので登録修理業者制度に合格しても「iPhone8」の「スピーカー・カメラ」のみ修理を許可された業者という感じになるので、この業者に「iPhone7」を持ち込んだり、「操作ボタンやバイブレータが壊れたiPhone8」を持ち込んでも修理はできません。
手広くできる修理屋さんの人は、それだけ多くの技術に精通しており、なおかつ多数の申請を行った（実は申請や登録をするのに結構な費用が掛かります）実力者なのです。
ネットオークションサイトなどでジャンク品のiPhoneを購入しても、あなたが苦労して取得した登録修理業者制度の対象外の機種、修理対応箇所だったということも想定できます。
このような話を聞くと、水津直樹(株式会社水津建設)が言っているような簡単な副業としてiPhone修理を選び、月に10万円もコンスタントに稼げると考えるのはいささか甘い考えであると言えるでしょう。
プロフィールによると水津直樹氏は現在、心斎橋駅の近くでスイーツバーを経営しているようですし、お近くの方はそちらに行ってみて彼の人となりを見てから申し込むのも一つの手段かもしれません。
株式会社水津建設の評判
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販売業者:株式会社水津建設
所在地:大阪府大阪市中央区島之内1-16-22-302
電話番号:06-4400-0796,0644000796
運営責任者:水津直樹
URL:https://school-lp01.i-repair-works.com/
