Make a difference(代表者:森美幸)という団体をご存知でしょうか?
この英熟語、一般的に「違いを生む」「影響を及ぼす」といった意味合いを持つのですが、こちらの団体も「人生に違いを創る」と掲げています。
公式サイト(https://makeadifferencejapan.com/)を開くと、険しい山々を登る登山家のムービーが背景に流れ「力を発揮する」「変化をもたらす」といったイメージ(これらの意味も、「Make a difference」の意味に含まれるようです)を思い浮かべさせようとしているようです。
しかしながら、こちらの団体「株式会社Make a Difference(電話番号:052-228-9688,0522289688)」が何をするのかというのがいまいち見えてきません。
公式サイトを少しスクロールすると「ベーシックコースとは」とあり、「人生のベーシック/基礎を創る体験型自己成長セミナー」とあり、セミナーを開催しているのだなとわかります。
このベーシックコース、「答えやノウハウを教えるセミナーではありません」「自分の中から答えや可能性を引き出す機会を提供します」とあります。
言っていることはもっともらしいのですが、要するにコレは「こちらから具体的に教えることはありません」「答えは自分で探してみてください」と宣言しているに等しいでしょう。
株式会社Make a Differenceの料金
そんなコチラのセミナー、情報によると5回ほどのセッションがあり、参加費用が18万円。日程も中盤では朝9時から夜21時までと長時間に及ぶそうです。
そこまでの費用と時間をかけて「答えは自分自身で探してください」とおっしゃるのは「大山鳴動して鼠一匹」どころかネズミすら出せませんよと言ってるようなものでしょう。
ふた昔前の冒険作品で「宝はここまで来た道筋」「一緒についてきてくれた仲間」みたいなオチのものがチラホラあったようですが、似たようなことを21世紀も4分の1が過ぎようとしている時代に堂々とブチかますのは逆に勇気があると思います。
さらに言うと、このセミナー「1972年に、トーマス・ウィルハイトによってこのセミナーは生まれました」とあるのですが肝心のトーマス・ウィルハイトについて調べようとしても情報がほとんど出てきません。
Make a Difference,怪しい
セミナーサイドが言っているように「米国で70万人以上が受講した成功哲学」「50年以上の歴史を持つ」「1980年代にハワイで日系人を中心に爆発的に広がりました」とあるのでしたら、もっと多くの情報がウェブ上にあっても良いはずです。
しかしトーマス・ウィルハイトについて調べようとしても、Make a difference、メイクアディファレンスについて調べようとしても詳細や口コミはほとんど出てきません。怪しいセミナーなのではないか?と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
「1992年に日本に上陸しました」とあるのですから30年はセミナーを開催しているはずで、それだけ開催しているのであれば参加者の感想や意見、評判といった何らかの痕跡があるはずです。
それがまったく見受けられないのです。ひょっとすると、上記のフレーズは事実ではなく「そういう設定」なのかもしれません。
フィクションをドキュメンタリー映像のように見せかけて演出する「モキュメンタリー」のように「1972年にアメリカで創設され、日本には1992年に上陸した体験型自己成長セミナー」という設定の、つい最近創設されたセミナーの可能性すら否定できません。
モキュメンタリーが面白く受け入れられているのはあらかじめ「フィクションです」と断っているからであって、そうでなければただのインチキです。
メイクアディファレンスがそうであるとは断言できませんが、30年以上にわたり開催されているセミナーにしては情報が少なすぎるというのは事実です。この事実を肯定的に見るか否定的に見るかで、あなたの今後の人生にも「影響を及ぼす」ことでしょう。
森美幸の口コミ
本サイトは、株式会社Make a Difference(メイクアディファレンス)のセミナーの口コミを募集しています。お気軽に情報をお寄せください。
会社名:株式会社Make a Difference(メイクアディファレンス)
代表者:森美幸
所在地:愛知県名古屋市熱田区神宮3-7-1 べんてんビル5F-B
電話番号:052-228-9688,0522289688
メール:[email protected]
URL:https://makeadifferencejapan.com