アネラカフェ(ANELLA CAFÉ)のフランチャイズ(代表者:伊東大輝)は『福祉型保護犬猫ふれあいカフェ』です。
株式会社ANELLA Group(電話番号:03-4500-2644,0345002644)という会社が運営をしています。
障害者の就労支援も組み合わせており、2025年10月の記事では「準備中を含めると、全国53店舗に上る」とあります。
注目されている事業であり、社会的な意義もあるのではないかとは思いますが開業資金が1400万円ほどかかるという話もあります。
動物や障害のある方を使う事業なので、慎重に経営する必要があるから開業資金も高額になるのかもしれません。
この障害者就労継続支援B型ということを考えると、賃金は『工賃』になると思われます。
この『工賃』というのは就労継続支援の事業者が利用者に支払うものなのですが、厚生労働省によると2023年(令和5年)の工賃の平均額はA型事業所で86752円、B型事業所で23,053円となります。
一般的に「B型事業所の工賃は1時間あたり200円から240円」と言われています。このことから考えると、アネラカフェ(ANELLA CAFÉ)は4~6時間の営業時間になる可能性が大きいと思われます。あるいは利用者が4~6時間の範囲内で交代をする感じでしょうか。
2025年(令和7年)の最低賃金が全国平均で1100円、低いところでも1000円以上ということを考えると「最低賃金の4分の1程度で働いてくれるなんてありがたい」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そこに大きな勘違いがあります。
障害者の方々において就労継続支援事業所で働くのは「外に出ての内職」みたいな認識の人が多いです。だから最低賃金を下回る『工賃』でよいわけですね。
そして障害のある方で問題なくフルタイム勤務が出来る人はそんなに多くありません。福祉の分野では「一般企業での障害者雇用枠が常に不足している」というのをよく聞きます。企業が「障害があっても作業能率にさほど影響がなく、安定してフルタイム勤務出来る人」を求めているので条件に合わず採用できないというパターンがよくあるからです。
特にB型事業所の利用者の方は、何らかの理由があるからこそ一般企業の障害者枠で働くことが出来ないという人がほとんどです。集中して働けるのがごく限られた時間(2~3時間)であるとか、長時間働けるが作業能率が著しく悪いとか、長時間労働が出来て作業能率も問題ないが体調やメンタル面に不安があるので急に不調になって欠勤してしまう……などという理由です。
そういう人たちでも社会に貢献したいということで就労継続支援の事業所は成り立っているわけです。
しかも知的障害の方や精神障害の方の場合、それぞれの障害の特性は千差万別です。同じ部位に障害がある身体障害の方でも細かい差異があるように、知的障害や精神障害の方もその障害には差異があり、しかもその差異は一人一症例といわんばかりの細かい差異があるわけです。ある人は犬は平気だけど猫は無理というのがあるかもしれませんし、別の人は犬も猫も問題ないが、特定の品種や特定の毛並みがダメという人もいるかもしれません。経営するとなると、そういう個々の状況に向き合う必要が出てくるわけです。アネラカフェ(ANELLA CAFÉ)のフランチャイズをするとなると、犬や猫の相手だけではなく従業員のそういうところにも気を配る必要が出てくるのです。あなたにその覚悟があるか?という話です。
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会社名:株式会社ANELLA Group
代表者:伊東大輝
支店:東京都世田谷区尾山台2丁目32-10 アークファイブ尾山台5F
URL:
https://wan-time.jp/
https://anella-group.co.jp/
電話番号:03-4500-2644,0345002644
