初めまして。
今回ご相談させて頂きたく思いご連絡させて頂きました。
今年の4月頃に株式会社Stealthにマイナビの求人を見て、同サイト内にて面接を申し込みました。
しばらくするとメールで面接日時の案内が来ました。
そのメール内には「オフィスに来てもいいが、Skypeでも仕事内容の説明をする事が可能」と記載されていた為、場所が遠く億劫だった事もあり私は後者を希望しました。
その日のうちにSkypeにて仕事内容の説明を受けました。
内容は他のご相談者様も仰っているように中国からの輸入品(主にアパレル)をフリマアプリを使って販売し、最終的には私が自社サイトを立ち上げそこでネットストアを運営するといったものでした。
発注などは全てあちらが用意したGoogleスプレッドシートに記入して申請する形になっています。
粗方の説明を受けたあと、「人件費のために契約金が必要」と伝えられました。
私はこのような詐欺的なものや在宅ワークに疎く、特に何も疑問を持たずにクレジットカードにて料金を支払ってしまいました。
支払い方法は2通りありました。一括と分割です。
私は分割を希望し、月3万円のカード支払いを選択しました。
理由としては、何か微妙だったらいつでも辞めれるしいいかな、と思ったためです。
そしてその後、レクチャーがあると伝えられたため麻布十番にあるオフィスへ向かいました。
オフィス内にて、中国サイトでの売れる商品の探し方(リサーチ)や、Googleスプレッドシートの記入方法、なぜ儲かるのか等の説明を受けました。
正直、これSkypeで良くない?と思ったのですが、契約書の交付がされました。
こちらの契約書ですが、私は今だにサインをしていませんし提出もして居ません。
そしてレクチャーを受け、翌月に初めて発注を行いました。
契約書が返送されてない事に関して今まで触れられる事はありません。
発注から約3週間後に商品が届き、マニュアルを見ながら出品作業を行いました。
レクチャーにあったような利益率や回転率、そして契約金などの回収は望めないなとここで初めて実感しました。
そこで6月、解約の旨を専用チャットアプリにて申し込みましたが、「1年契約となっているため解約することは出来ない」と言われ、再度支払いを行うように催促されました。
翌月、丁度クレジットカードの限度額がきており、7月分の支払いが行われませんでした。
そして今現在も催促をされている状態です。
私はこれ以上支払いを行う気はないのですが、まだ改めてその旨を伝えてはいません。
これからどのように行動すれば解約することが出来るでしょうか。
発注分と今までの契約金は返ってこなくとも仕方ないとは思っています。
よろしくお願い致します。
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クレジットカード会社に支払いの抗弁書を出しましょう。
・宣伝と実際の内容が違う
・契約書が無い
・在宅ワーク詐欺商法
など、思い当たることを手当たり次第書きましょう。
他にも被害者がいることも加えると良いでしょう。
株式会社Stealthの被害者の声は過去記事でまとめています。印刷して同封しておくと良いでしょう。
カード会社の調査次第では、決済を取り消してくれることもあります。
消費者センターからカード会社に連絡してもらえば取り消しの確率がより高まるのでぜひ相談してください。
時間がかかると取り消しできる確率がより低くなってしまいますから今すぐ行ってください。
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ご丁寧にお答え頂き大変助かりました。
本日消費者センターに電話を入れました。
事の経緯を話したところ、突っ込まれた点がありました。
・契約書が手元にないこと
・解約したいという旨を伝えた後、支払う意思を見せてしまったこと
大きく分けてこの2点でした。
契約書に関しては紛失してしまったのかオフィスに置いてきてしまったのか定かではありませんが、今現在手元にないという事は確かです。
解約したいという旨の件に関しては、解約できないと言われてしまった時に焦ってしまい、とりあえず一回払ってしまおうという考えからのものでした。
以下、専用チャットアプリでの会話ログです。
(省略)
以上となります。
結局センターに連絡したところ、「そちらで解決して下さい」のような感じを受けました。
これは本当に解約できるのでしょうか?
正直怖いです。
進展はありませんでしたが、あまり良い反応ではなかったので不安です。
解約に持っていくためにはどのように動けば良いでしょうか?
宜しければご教授お願い致します。
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消費者センターによって当たり外れがあるんですよね。
忙しい時期やノルマを達成している時期だったら、このようにあしらわれることも少なくありません。
あるいは消費者センターを動かせるだけの資料が不足していたのかも。
資料をそろえなおして、電話ではなく直接消費者センターに訪問しましょう。(そもそもこの種のトラブルは、電話だけでは絶対に解決できません。)
とともにカード会社に抗弁書を出しましょう。
抗弁書の見本や支払い停止に成功した例などはこのブログで幾度となく紹介していますのでご覧ください。
大変かもしれませんが、ネットで何かやろうというのに事前に私に相談しなかった貴方にも責任がありますので、これぐらいの苦難は甘んじて受け入れましょう。
(ネットビジネスをやっている人にとっては、私のこのブログは常識です。
事前に相談をし、詐欺を回避できた人はたくさんいらっしゃいます。
次回からは必ずこの私に相談するようにしてください。)
面倒だったらもう弁護士に任せちゃいましょう。
カード会社も、弁護士の通知なら無視することはできませんから。
1年も支払わなけばいけない、しかも中途解約ができないというのは消費者にとって一方的に不利な契約なので、そこを突くと良いでしょう。