NPO法人日本カラーアートセラピー協会(理事:花形麻貴子)、なにやら仰々しい名前ですが、NPO法人、つまり非営利組織ということだそうです。お金儲けなどとは無関係の組織を謳っていますが、果たして本当にそうでしょうか?もちろん全てのNPOが非営利か疑わしいわけではないのですが、最近はNPOや社団法人を名乗りながら、謎の資格や謎のセミナーでそこそこの金額のお金を浅く広く集めるというビジネスモデルが広まってきています。
ちなみに色彩やそれらについての学問という意味では、カラーコーディネーターと色彩検定という2つの公的な資格が存在しています。色彩検定の方は社団法人による認定のものですが、よくカラーコーディネーターと比較されるため、ある程度公なものといっても過言ではないでしょう。
さて、そうした2大色彩資格が存在するにも関わらず、花形麻貴子らはなぜ色彩芸術心理療法士などという聞いたことの無い資格や、インターチャイルドカウンセラー、カラーアナリストなどという同じく見たことも聞いたことも無い資格を推進するのでしょう?表向きは自分たちがそうして培ったノウハウで世の中を良くしていきたい。そのために皆さんに学んで欲しい。当然無料では難しいので、料金を頂いていますとまあ、こうした理屈を唱えることでしょう。しかし、それで1つの講座修了までに20万円以上の費用がかかるということ、この一点だけで考えても「公益性」という部分とはかけ離れていると言えるのではないでしょうか。
もちろん、詐欺ではないので教えることはある程度心理学やら色彩の科学に基づいているとは思われますが、その大金をはたいた上で、学び、そして得た資格はあなたにとってなんでしょう?何と聞かれても資格を取ってキャリアアップを図りたい、そんな風に思っているのではありませんか?
しかし、純粋にキャリアアップというのなら、カラーコーディネーターや色彩検定ではなく、なぜこうした後発の謎の資格を学ぼうとするのでしょう?答えは明白で、皆さん年齢とともに学ぶことが大変になっていきます。その際には結局 ラクをしたい という甘えが私も含め、皆さんにもあることと思われます。結果的に、そんなだいそれた資格じゃなくて……でもそこそこ役に立って、キャリアとして自慢できるものが欲しい。そんな心がこの資格を取ろうと迷った方の中にはあったことだと思われます。
しかし、カラーコーディネーターも色彩検定も、どちらもそれなりの歴史と伝統がありながら、実際に仕事にしようとすると、それもなかなか評価に結びつかないことが多々あります。そんな時にこの日本カラーアートセラピー協会に訴えかけても、今後はさらにこれらの資格が世間に認知されるよう努力しますと、通り一遍のことを言われるに過ぎない。それは読者諸氏もおわかりではないだろうか。
不安定なご時世で、仮に正社員であったとしてもリストラ対象になりかねない。そんな不安をマネタイズするのがこうした集団です。くれぐれも公的な何かと間違わないよう、注意して正しくキャリアと付き合っていきましょう。
花形麻貴子の口コミ
本サイトは、NPO法人日本カラーアートセラピー協会の評判を募集しています。お気軽にお問い合わせください。
法人名:NPO法人日本カラーアートセラピー協会
理事:花形麻貴子
住所:東京都新宿区四谷4-28-20 パレ・エテルネル1204
TEL:03-5366-9447,0353669447
メールアドレス:[email protected]
URL:http://npo-jcat.com/