ヒカルランドのセミナーが怪しいという口コミ

2024年9月6日

ヒカルランドという出版社について、今回は警鐘を鳴らさせていただきます。運営会社はヒカルランドパーク合同会社、代表者は石井智です。一見すると普通の出版社のように見えますが、調査を進めるうちに、いくつかの疑問をさらに強く抱く問題点が浮かび上がってきました。それらについて、以下で紹介させていただきます。石井智のヒカルランドパーク合同会社(電話番号:03-6265-0852,0362650852)の評判が気になっていた方はぜひ参考にしてください。

世の中が不安定になればなるほど、神頼みをしたくなる、というのは私も別に否定するところではありません。誰だって一度や二度は困った時に、駄目で元々と思いながらも神社やお寺にお参りをしたことがあるのではないでしょうか。もちろんですが、神社やお寺は特にお賽銭を強要するものではありませんし、出し惜しみをしたり、或いは何らかのセミナーや情報商材を買わせる、などということはあり得ません。

さて、前置きが少々長くなりましたが、今回私が皆様に警鐘を鳴らさせていただくのはヒカルランドという出版社についてです。こちらの会社、ＷＥＢサイトを拝見すると、企業マークは故人さくらももこ女史がデザインしたと書いており、何やら優しくファンシーな印象を感じます。ただ、サイトをよく見ると、目覚めがどうだとか天使がどうだとか易がどうだとか、なにやら……？　と、思わず言葉に詰まるものが並んでいます。

それもそのはず、このヒカルランドという出版社は、いわゆるスピリチュアル系を標榜したものをメインとした出版社となっています。しかし、ここで一応私としても一言申し添えておきますが、スピリチュアルはオカルトの類と断ずることは容易なものの、それをそうしてステレオタイプに評価するのはよくありません。
もちろん現代科学で解明されていない分野、悪用されることも多い分野ではありますが、だからといって色眼鏡で何でも見るのはよくないということを、あらかじめ申し上げておきます。

もちろん、だからスピリチュアルを信じていい、全てが肯定される、というものではありませんが、ものはニュートラルに見る必要があります。そして、その上で……なぜ私が警鐘を鳴らすのか？　それは内容が中途半端で肝心なところまでを書籍に書いておらず、ここから先の本当に大切なことは説明が難しい。だから詳しく知りたいなら講座を受けて欲しいとして、セミナーや情報商材への誘導が行われるということです。

こうした書籍をスタートとして導線を作り、セミナーや情報商材への勧誘を行うビジネスを、別に悪徳商法だとは言いませんが、バイブル商法というのです。

実際、オチがわからないままに終わってしまった小説や映画のようなものを見せられては、消費者は消化不良に陥ることでしょう。だから、その消化不良を解消するために高いお金を払う……重ねて申し上げますが、違法な行為ではありませんし、詐欺でもありません。なので、法的には合法なビジネスです。しかし、このような商売をする人々が、はたしてスピリチュアルのようなジャンルを語って良いものでしょうか？　魂とは、倫理とは、正義とは、人とは、存在とは、そんな本質的な語りかけや哲学の追求を行っているはずが、いつの間にか金と資本主義の手垢にまみれた方向へと誘導される。

もちろん、素晴らしいスキルに対して相応の報酬が払われることは至極当たり前のことでしょう。しかし、よくわからないものに人を誘導し、あまつさえ安くはない金額を集めるビジネス。そこに救いはあるのでしょうか？　ともあれ、自己責任であることをくれぐれも忘れないようお願い致します。