本草薬膳学院をご存知でしょうか。
株式会社マリモ本草薬膳(深川真)が運営する団体です。
その名の通り、薬膳料理について学ぶ機関のようです。
設立されてから２０年以上の歳月が経っており、教室も各地方の大都市にあります。
ユーキャンやがくぶんといった他の大手通信教育講座にも、
薬膳コーディネーター（ユーキャン）や薬膳マイスター養成講座（がくぶん）などがあり、薬膳に関する資格の需要は一定のものがあると思われます。
料理漫画とかでも「薬膳料理の達人」といえば実力者であることが多いですしね。
ただし、薬膳に関する資格は現在２０種類以上あるとも言われています。
そうなると「どの資格を取るのが良いのだろうか」という、もっともな疑問が出てきます。
株式会社マリモ本草薬膳(深川真)の本草薬膳学院は、これらの薬膳に関する資格の中でも非常にシンプルで、取得できる資格は『中医薬膳師』のみです。
『家庭薬膳アドバイザー』と『薬膳素材専門士』もありますが、この２つの資格は、『中医薬膳師』の資格を取った人が任意で取得できる資格です。
また、『中医薬膳師』の資格を取ると『国際薬膳師（士）・国際薬膳調理師』（日本国際薬膳師会認定）の受験資格も得られます。
学費・費用という側面では通信・オンラインで１６万円、通学は５０万円ほどかかるようです。
通学は毎回実習があるので、実践的な学習が可能というのがメリットのようですね。
国際薬膳師の受験をするとなると、さらに１０万円ほどかかるようです。
実際に取得した人によると、「自作のレシピを考えて提出する課題などがあり、大変だった」「講師はしっかりしていて、講座内容もかなり本格的だった」とあるので、学べることも多いのではないでしょうか。
また、ユーキャンの薬膳コーディネーターの資格を取得していると、本草薬膳学院の講座を受ける際に編入可能だったり、学費の割引があるとのことです。
というのも、薬膳コーディネーターの資格の認定機関が本草薬膳学院だからです。
薬膳コーディネーターの受講料は4万4千円なので、まずは費用・学費が安いユーキャンの通信教育で自分に向いているかどうかを考えてみるのもいいかもしれませんね。
ただ、この手の資格につきものの「その資格を取ったからといって稼げるのか」という問題はあります。
料理店を経営していたり、料理人として働いているといった場合や料理教室をする際に「薬膳に関する資格があります」とすれば箔がつくでしょうけれども、これだけで稼げるというわけではなさそうです。
また、「講師はしっかりしている」とのことですが内容を見た限りでは中国から呼んだ講師の先生のようです。
人間の身体はどこの国の、どこの民族でもだいたいのところは体質が同じとされていますが逆に環境によっては差が出てくるところもあります。
有名な話だと、ギニア出身のオスマン・サンコンさんがしばしば「ギニアにいたときは遠くまで見る必要があったので視力が6.0もあったが、日本に来たらその必要がなくなったので視力が1.2まで落ちてしまった」という話をしています。
他にも、旅行先の水が合わなくて大変なことになったとか料理の味になじめなかったとかありますし
逆に日本人が外国に移住して何年も経ってから日本に戻ってきたら、日本の水が合わなかったり料理になじめなくなってたりしたというパターンもあるわけです。
そう考えると、薬膳に関する資格は中国の方にカスタマイズされているようなので、果たして日本人の体質と相性が良いのだろうかという問題も出てくると思います。
料理漫画とかで薬膳料理の達人が料理対決で敗れる際も、そういうところに意識が向いてなかったとかそんな理由だったような気がします。
その点を考えると、がくぶんの薬膳マイスター養成講座が『和漢薬膳師』、つまり日本人の味覚に合わせた薬膳料理を取り扱うといったメリットを掲げているようです。
この薬膳マイスター養成講座は受講料約4万円、講座修了証（3740円）や資格認定証のカード（9240円）の発行もあるので、こちらでもいいかもしれません。
ここで述べた以外の薬膳関連の講座も多数あるようなので、自分のやりたいことと合致したものを選ぶのがいいと思われます。
本草薬膳学院の評判
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販売業者:株式会社マリモ本草薬膳
運営統括責任者:深川真
所在地:東京都中央区日本橋兜町22番6号東京セントラルプレイス2階
電話番号:03-6206-2751,0362062751
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