秋山気功院(電話番号:070-8479-1584,07084791584)をご存知でしょうか。
「当院はオンラインで遠隔気功＆ヒーリングを学べる気功教室です」
「48年間に及ぶ膨大な知識と経験を糧に、気功実技、気功哲学を教授する教室です」（ホームページより）
とのことですが、そもそも遠隔気功やヒーリングという概念自体に疑問符がつくことを忘れてはなりません。
そもそもの話として「気」そのものが実体のないものです。
「目には見えないが何らかの働きのあるもの」であり、魂同様に「なんとなくそういうものはあると思われる」という認識のもとに実践されている概念でもあります。
私は「気」そのものについては否定せず、何らかの「そういうもの」はあるのではないかと考えてはいますが、ただそれは「鰯の頭も信心から」と大同小異なものなかもしれません。
また「遠隔気功」についても怪しいと指摘している人も少なくありません。
例えば「気功 怪しい」というワードで検索すると上位に出てくる五本木クリニックのブログ記事（https://www.gohongi-clinic.com/k_blog/787/）によれば、いわゆる「手かざし治療」と同様の代物で、「直接患者に接しない施術は医師法違反にはならない」という理論の延長線にあるのが「電話やスカイプを使用した気功の遠隔療法」ではないかと推測しています。
更に言うと、気功によるヒーリング効果については「厚生労働省eJIM」というサイトでも検証しています。
このサイトは「近代西洋医学に相補(補完)・代替療法や伝統医学等とを組み合わせて行う療法」である「統合医療」についてのエビデンス（裏付け）を検証しているサイトで、気功について扱っているのは
https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c02/18.html
になります。
ここでは気功による、いくつかの症状に対する検証がなされておりますが、一定の効果があると判断されているのは「バランス（平衡感覚）トレーニングや転倒予防」くらいのものです。
あとは「安全な活動形態と考えられます。多くの研究により、慢性疾患のある人や高齢者を含む気功を実践する人にマイナスの副作用がないことが示されています」（気功は安全でしょうか？）とはありますが、その他の症状については「役立つ可能性があります。しかし、これはいくつかの小規模な研究を対象とした初期研究に基づくものです」（線維筋痛症）を筆頭に、「これらの研究は小規模で質が高くないため、著者らは信頼できるエビデンスを提供するためには、より厳密な研究が必要であると指摘しています」（気功は物質使用障害におけるメンタルヘルスに役立つでしょうか？）や、「気功の疼痛に対する役割に関する研究は、相反するものです」（気功で疼痛を軽減できますか？）といった感じで十分な裏付けがある治療とは言い難いとしているものが多いのです。
また
「気功の指導者は免許を必要とせず、その実践技法は連邦政府や各州により規制されているわけではありません」
「気功の資格に国家規格はありません。多くの気功の団体が、トレーニング や資格認定プログラムを提供していますが、指導者の認定基準やレベルはさまざまです」
（気功の指導者は、実践技法のためにどのような訓練、免許、資格が必要でしょうか？）とのことから、考慮すべきヒントとして、
・医療問題で医療機関の受診を後回しにするために、気功を用いてはいけません。
・あなたが検討している気功の施術者（指導者） のトレーニング歴や経験について調べましょう。
・自分の健康を守るために、自分が行っている補完療法について今かかっている医療機関に相談しましょう。そうすることで、十分な情報を得た上で意思決定をすることができます。
を挙げています。
あなたが気功について考え実践するのであれば、これらの検証を踏まえたうえで実践すべきでしょう。
秋山俊治の評判
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代表者:秋山俊治
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