株式会社シナリオテクノロジーミカガミをご存知でしょうか?ゲームシナリオ業界売上規模トップクラス、2018年には豊島区国際アートカルチャー特命大使にも選ばれている会社で、代表取締役の須藤貴之も『鏡貴也』というペンネームで長年にわたって活動しており、『武官弁護士エル・ウィン』や『伝説の勇者の伝説』といった自身が直接手掛けたライトノベルも読者からの評価が高く、漫画『終わりのセラフ』の原作としても知られる、とても活躍している作家です。
ミカガミ,評判
シナリオテクノロジーミカガミのホームページにある制作実績にも、有名なゲームのタイトルがズラリと並んでいます。ここまで見ると、素晴らしい代表取締役が経営している非の打ち所がない会社に見えることでしょう。しかし、シナリオテクノロジーミカガミについて検索エンジンで調べてみると関連するワードとして「仕事 来ない」や「退職」「契約解除」といったネガティブな語句が上位に出てきます。一見華やかで順調に見えるシナリオテクノロジーミカガミですが、実態はどのようなものなのでしょうか。
ミカガミ,専属ライター
シナリオテクノロジーミカガミのホームページにある『品質』や『提供サービス』の項目を見ると専属ライターを力量でランク分けし、クライアントの要望に応えてチームを組んで対応する形を取っているのがわかります。問題は専属ライターの数です。ミカガミトップページの情報によれば、1700人以上の専属ライターが所属しているとのことです。同じトップページにある、月間の制作案件数は100件前後、年間の制作案件数は1300件。チームで対応するとは言っているものの、明らかに過剰な数のライターを抱え込んでいるように見えます。この結果、仕事にあぶれた専属ライターが「仕事 来ない」と検索しているのではないかと推測されます。
大手求人サイトに書かれた口コミには、「3ヶ月以上案件が貰えません」「年に2件しか仕事が来なかった」といったものもあります。他にも「報酬単価が開示されません」「とにかく、仕事が回されてこない」「案件のお話がありましたが、途中で音信不通になりメールを何度も無視されました」といった信じられない内容もあります。
ミカガミ,契約解除
なお、専属ライターになると他社の仕事を請けることができなくなる以外にも、他の新人賞への応募やネット投稿などの一切の創作活動を禁止されるとのことです。契約解除され、仕事が来ないうえに執筆活動も出来ないとなれば、これは大規模な飼い殺しと言っても過言ではないでしょう。このような状況に耐えられなくなった専属ライターが「退職」と検索しているものと思われます。
他にも、シナリオテクノロジーミカガミの『ミカガミの教育』という項目では「専属ライターのスキルを向上させる充実した研修」を掲げておりますが、前述の大手求人サイトに書かれた口コミによると「大した内容を説明せず、しかも説明された内容と出された課題で求められる内容はまったく別もの」といった評価のようです。これらを踏まえると、副業としてライターをする際にシナリオテクノロジーミカガミの専属ライターになるのは考え直した方が良いかもしれません。
須藤貴之,評判
また、代表取締役の須藤貴之は過去に『いけぬこ研究会』という作家グループに所属しておりました。この『いけぬこ研究会』は、2008年頃に池袋にある「仕事場」と呼ばれる一室で創作活動を行っていたグループです。全盛期には支倉凍砂(代表作『狼と香辛料』)氏や、杉井光(代表作『神様のメモ帳』)氏をはじめ30人前後のライトノベル作家が所属しライトノベル版トキワ荘とまで称される実力者集団として知られておりましたが、現在このグループに所属していることを誇る者は誰一人として存在しません。なぜかというと、2013年にメンバーの一員であった杉井光氏が大手匿名掲示板サイトで同業者への執拗な誹謗中傷や自画自賛を繰り返していたことが発覚し大規模な炎上案件となってしまった結果、『いけぬこ研究会』の名声は地に落ちてしまったからです。須藤氏が『鏡貴也』という輝かしい実績のあるペンネームではなく、須藤貴之という名前でシナリオテクノロジーミカガミを経営しているのは『いけぬこ研究会』とシナリオテクノロジーミカガミを関連付けされたくないという理由があるのかもしれません。シナリオテクノロジーミカガミのオフィスも、いけぬこ研究会と同じ豊島区に存在するのですから……。
ミカガミの評判
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会社名:株式会社シナリオテクノロジーミカガミ
代表者名:須藤貴之
所在地:東京都豊島区目白2-16-19 若林ビル4F
電話:03-6907-2982,0369072982
問合せ:[email protected]
URL:https://1mikagami.com/