ウェルスデザインというコンサル会社について質問です。
この会社から、ロイヤルロンドン360という会社を紹介されました。
(マン島にある会社です)
この会社に投資をすると、300万円が6年で600万円になるとか、
にわかには信じがたい話ばかりをされました。
マン島は税金がかからないし、イングランド銀行の副総裁がやっているので
安心だとも言っています。
なんだか詐欺のような予感もしますが、
一方で信用したい気持ちもあります。
この会社は本当に信用できるのでしょうか?
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メールありがとございます。
ロイヤルロンドン360の積立型投資サービスについてですが、
運用成績以前に、法律により日本人の加入は違法になる可能性があるそうです。
また、金融庁に登録を受けていない商品の可能性もあります。
どうしても投資をしたいのなら、この点を金融庁に確認しておくべきでしょうね。
次の注意点ですが、海外投資になるため、何かトラブルがあっても泣き寝入りさせられる可能性が高いです。
MRI(本社アメリカ)の投資詐欺の事件を思い出してください。
ほとんどの被害者は、泣き寝入りを強いられています。
裁判のためにアメリカまで行くことは現実的ではないし、捜査・証拠収集なども時間がかかってしまいます。
泣き寝入りせざるを得ないのが現実。
返金もほとんどなしで、確か一人あたり5~10%の返金だっけかな?らしいですよ。
以上、一般的な注意点を説明させていただきましたが、少し違う視点から考えていきたいと思います。
それは、投資をする最適な時期について、です。
先に結論を言いますと、投資は、リーマンショックのようなどん底のときに行うべきです。
アメリカの株価も史上最高値、日本の株価も絶好調の今の時期に、あえて投資をする意義が見出せません。
今投資しても、高値掴みしてしまう恐れがあるでしょうね。
300万円が6年で2倍になるとか、どんなに敏腕なファンドマネージャーでも無理な話です。
投資の神様といわれるウォーレンバフェットでさえ、平均成績は年率15%だそうです。
マン島は税金がかからないとか副総裁がやっているかとか、そういう問題じゃないないです。
もう根本からおかしい(笑)
ちなみに、マン島などが行っている税率ダンピングの問題は、今後近いうちに国際協調により打開されるものだと予想します。
租税競争
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%9F%E7%A8%8E%E7%AB%B6%E4%BA%89
タックスヘイブンを利用した投資は、そのうちできなくなるのかもしれませんね。
・タックスヘイブン
・オフショア投資
・バイナリオプション
は最近流行っている詐欺のキーワードです。
これらをテーマにした投資には、いつも以上に慎重になるべきですね。
少し思い出したことがあります。
以前、某情報商材サイトに相談をしたら、怪しげな投資を勧誘されたというタレこみをいただきました。
もしかしたらロイヤルロンドンの投資を勧誘されたのかもしれませんね。
どこの馬の骨かわからないようなブロガーに相談するより、何かあればぜひこの私にご相談くださいね。
また、何か情報持っている人はぜひお知らせください。